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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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七つの身体をそれぞれ確認する方法

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◎ハードルは高いが

世間体と虚栄に生きていない数パーセントの人へ。

七つの身体をそれぞれ確認する方法については、過去足掛け18年のブログにバラバラに書いてはいるのだが、次のように考えている。

七つの身体のうち、悟りとされるのは、アートマンとニルヴァーナ。だからと言って、肉体→エーテル体→アストラル体→コーザル体→アートマンと進む順路で行くわけではない。

下方四身体から悟りに至ることは、ダンテス・ダイジの次の指摘で見られる。
『肉体・意識・現象・宇宙・・・
そのありとあらゆる出来事・・・
これらは、 すべて肉体に属するものにすぎぬ。
どれほど高尚な形而上学的悩みも、
肉体あってのものだねだ。

一般に、
クンダリニー・ヨーガは、アストラル体を基点とする。
マントラ禅や丹田禅は、エーテル体を基点とする。
公案禅や只管打坐は、 メンタル体を基点とする。』
(アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジ/森北出版P122-123から引用)

それでは、いつ人間には七つの身体があることを確認できるかと言えば、七つ目のニルヴァーナに到達した時点であって、それ以下のボディのレベルでは、七つを確認する術はない。このことはOSHOバグワンもダンテス・ダイジも同じ意見。

なお、七つの身体が全貌であることを主張するためには、ニルヴァーナから肉体に戻って来なければならない。ところが、ニルヴァーナに到達した時点で、肉体に負荷がかかるため、生還可能性が低くなることもまた知られている。

そして現代科学の埒内で、七つの身体を証明するためには、自らニルヴァーナに到達し生還するしかなく、また他人が同様に生還するしかないが、ニルヴァーナ未体験の第三者にそれを証明する手段はない。

そうした前提で、七つの身体は下方互換。特に最初に肉体から出た時は、皆ショックを受けるという。アストラル・トリップなどは、未悟の者がレジャー気分で行うものではないと思う。

出口王仁三郎は、『耳で見て目できき鼻でものくうて 口で嗅がねば神は判らず』と歌い、OSHOバグワンは、自然の秩序は必ず崩壊させられると述べているが、肉体の危険の他に発狂の危険のあることもうかがえる。プロティノスもこうした実験を行っていた。

さて肉体からはスシュムナーで上昇し、出口は、諸説あるが、頭頂ブラフマランドラから出るのが基本。

呼吸も四身体で同時に行われる。
肉体では、酸素と二酸化炭素。
エーテル体では、気、プラーナ。
アストラル体では、感情、情念。
メンタル体では、想念。
※アストラル体とメンタル体の呼吸対象は、OSHOバグワン説とダンテス・ダイジ説では、微妙に異なっているので、ここに書いたとおりの単純さではなかろう。

このように七つの身体と言っても、地上から北斗七星を七つ恒星のことなどと言っているような大雑把なものである。

だが、七つの身体の実証は、その異様に高いハードルと裏腹に、現代人にとっての真の生きがい、世界平和への道筋はそれにしかないことも現実なのである。

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