◎面壁図第七
慧命経は、道教版のクンダリーニ上昇テキスト。慧命経では、元真が第六身体アートマンで、一片の光輝が第七身体ニルヴァーナ。
挿絵は、全部で8枚であって、しっかり肉体から泥丸(ブラフマランドラ)経由で脱身する様が描かれている。
面壁図第七は、修行者が坐っているが、個別の人間のことではない。
面壁図第七の韻文と現代語訳。
『神火、形と化して、空なる色相あり
性光、返照して、元真に復す
心印、空に懸りて、月影、浄(きよ)し
筏舟、岸に到りて、日光、融(とお)る
精神の火によってつくられた形態は、空虚な色と形にすぎない。
本性の光は、根源的なるもの、真実なるものへと還帰しつつ輝く。
心の刻印は空間にただよい、曇りなく月光は輝く。
生命の小舟は岸に到着し、太陽の光は明るく照りわたる。』
(黄金の華の秘密/C.G.ユング/人文書院P298から引用)
神火は、クンダリーニのエネルギーコードでしょう。この面壁第七図は、個人が生死を含む宇宙全体、世界全体、本来の自己(元真)に合体するシーンであるから、月影が無数の個であり、太陽が全体と見るのだろう。
『日光』には中心太陽(ブラフマン)のイメージで、そこに『筏舟』(アートマンか)が近寄っていく。
![]()
◎冥想の効用のない部分、ある部分-12
◎冥想の効用のない部分-11
◎第六身体アートマンと第七身体ニルヴァーナの関係性-10
慧命経は、道教版のクンダリーニ上昇テキスト。慧命経では、元真が第六身体アートマンで、一片の光輝が第七身体ニルヴァーナ。
挿絵は、全部で8枚であって、しっかり肉体から泥丸(ブラフマランドラ)経由で脱身する様が描かれている。
面壁図第七は、修行者が坐っているが、個別の人間のことではない。
面壁図第七の韻文と現代語訳。
『神火、形と化して、空なる色相あり
性光、返照して、元真に復す
心印、空に懸りて、月影、浄(きよ)し
筏舟、岸に到りて、日光、融(とお)る
精神の火によってつくられた形態は、空虚な色と形にすぎない。
本性の光は、根源的なるもの、真実なるものへと還帰しつつ輝く。
心の刻印は空間にただよい、曇りなく月光は輝く。
生命の小舟は岸に到着し、太陽の光は明るく照りわたる。』
(黄金の華の秘密/C.G.ユング/人文書院P298から引用)
神火は、クンダリーニのエネルギーコードでしょう。この面壁第七図は、個人が生死を含む宇宙全体、世界全体、本来の自己(元真)に合体するシーンであるから、月影が無数の個であり、太陽が全体と見るのだろう。
『日光』には中心太陽(ブラフマン)のイメージで、そこに『筏舟』(アートマンか)が近寄っていく。

◎冥想の効用のない部分、ある部分-12
◎冥想の効用のない部分-11
◎第六身体アートマンと第七身体ニルヴァーナの関係性-10