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UFO・臨死体験・シャーマン

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◎アストラル止まりでは・・・

よくあるUFOの体験談とは、こんな感じである。

1.夜寝ていると、ふと目が覚め、一人で外へ出た。
2.外にはUFOがあり、それに引き入れられてしまった。
3.UFOの中には、異星人みたいな見慣れない生き物がいて、私の身体に処置(分解したり、何か埋め込んだり、改造したり、部品交換したり)や検査を施す。
4.記憶が途切れ、気がついたら自分のベッドに帰還していた。

人類学者エリアーデは、シャーマンのイニシエーションでは、個人の死、普遍なるものとのコンタクト、個人の復活というワン・パターンにほぼはまることを指摘しているが、実はUFO体験もそれに似たところがある。個人の死は、UFO体験では眠りにあたり、普遍なるものは、異星人みたいなものに置き換わっている。個人の復活は、ベッドへの帰還ということになる。

コンタクトする相手が、異星人なるアストラル・レベルの生物であるか、更に普遍なるものであるかという相違はあるが、その体験が個人にとって、最初の見慣れぬ世界での見聞であるという驚きと新鮮さは双方の体験に共通している。

心理学者ケネス・リングは、臨死体験とUFOの比較を「オメガ・プロジェクト」で行っているが、臨死体験で起こることは、UFO体験よりもむしろシャーマンのイニシエーションに近いように思う。

というのは、まず臨死体験は、単純に霊界(アストラル・レベル)探訪と霊界からの帰還という場合もあるが、もっと本質的な神の七つの属性に直接触れる体験を神の愛を感じたり神の光を見るという形で体験するケースがある。このバリエーションの広がりはシャーマンのイニシエーションの広がりと同じである。

これに対してUFO体験は、その体験によるカタルシスのようなものがなく、「この体験をきっかけに、利他的な行動をとる傾向が強まった」というようなことはまずないので、どうも霊界探訪限定である。

というわけで、世間では高次の存在とコンタクトして気持ちよくなりましょうなどということをお勧めしている人がいるが、高次の存在が、アストラル・レベル(霊界)止まりであれば、その人にとって本質的な救済や変化は何も起こらないことが、UFO体験からも察せられる。

臨死体験やシャーマンのイニシエーションのように、本当に死なないと本物のイベントはやってこないのである。本当に死なないとアストラル(霊界)から飛び出すことはないと見える。

【チャクラと七つの身体−160】
◎アストラル体−29
2.アストラル体の性質−10 死の世界への入り口-8 UFO・臨死体験・シャーマン
【ザ・ジャンプ・アウト214】

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