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鬼門とアストラル体

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◎アストラルな方角

山海経に鬼門の起こりが書いてある。

昔、東海に度朔山という山があり、その山の上には、三千里の広さのある大きな桃の木が生えていた。その東北側の枝がちょうど門のようになっており、その門から色々な鬼が出入りするのでこれを鬼門と言った。

鬼門には、神荼、鬱塁という二柱の神がいて、そこを通る鬼をチェックしていたが、害をなす悪鬼は葦で作った縄で捕らえて、飼っている虎に食べさせたために、いつも平和が保たれていた。

これを知った黄帝は、この二神に礼を行い、人々の家の門に大きな桃の木を立てて、戸には二神の像と虎とを書いて葦で作った縄を欠けて、悪鬼の襲来を防がせることにした。

これだけでは、単なる風俗の起源の説明であるが、魔が東北から襲来することは、様々なスピリチュアル体験記でしばしば目にするところであり、合わせてカスタネダが人間の知覚の集合点が肩甲骨の後方つまり、西北にあると述べていることなどを合わせると、どうもこれらの、おそらくはアストラル体上の方位の性質をまとめたのが八卦ではないかと思えるところがある。

つまり、人間が南に向いて坐した場合、八卦の乾の方角である右肩後方に知覚の集合点があり、艮の方角である左肩後方に鬼門があるということにある。

これは思いつきだが、どうもアストラル体には、このような方角に対する固有の性質があり、それをまとめたのが、易経や奇門遁甲であるのではないか。とりわけ、周易繋辞伝や説卦伝はそのつながりを詳細に述べているような印象がある。

また出口王仁三郎の見るように、地にも諸星あれば、特定の土地や方角に吉凶禍福があるのは当然とも言える。


【チャクラと七つの身体−209】
◎アストラル体−78
2.アストラル体の性質−59
4.死の世界を扱う技術-11鬼門とアストラル体
 (ザ・ジャンプ・アウト263)

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