出口王仁三郎の霊的宇宙
◎(アストラル体宇宙・メンタル体宇宙)俯瞰 霊界物語第四巻第46章神示の宇宙によれば、出口王仁三郎の霊的宇宙観は次のようなものである。 1.小宇宙が五十六億七千万個集まって、これを大宇宙とする。 2.一個の小宇宙は大空と大地に分かれる。 3.大空には太陽および火星、水星、木星、金星、土星、天王星、海王星その他億兆無数の星がある。...
View Article鬼門とアストラル体
◎アストラルな方角 山海経に鬼門の起こりが書いてある。 昔、東海に度朔山という山があり、その山の上には、三千里の広さのある大きな桃の木が生えていた。その東北側の枝がちょうど門のようになっており、その門から色々な鬼が出入りするのでこれを鬼門と言った。...
View Article風も雨も雷も暑熱も激烈な時代
◎星も雲も風も気なり 風も雨も雷も暑熱も激烈な時代になった。 中国古代では、雲も天地の気の一種と見て、更に風も天地の気の流れと見ていた。その上天体も、列子天瑞篇にあるように、日月星辰もまた積気(天)の中で光輝を持つものであるとし、気の一種であるとされた。 つまり、星も雲も風も気の一種と見ていたのである。気とはプラーナのことであり、半物質たるエーテル体レベルを第一義とする。...
View Article死の世界だが、悟りではないということ
5.死の世界だが、悟りではないということ 独存との違い 死の質の違い、アストラルの世界には独特の優勝劣敗の法、アストラル人間にも救いはない,尸解仙 独存とは、ウパニシャッドの用語である。独存により解脱がある。個である限り絶対はない。つまり人間である限り絶対はない。人間の側に永遠とか不窮はない。アストラル世界、アストラル体は個を抜けることはない。...
View Articleクンダリーニ・ヨーガは死の世界を扱う技術
◎肉体死する人がすべて悟りを開くわけではない クンダリーニ・ヨーガは、死の世界を扱う技術だというが、この厳しい生存競争を伴う現代社会においてそれは使える技術なのか。それは実益とは全く関係のない趣味の世界でのことではないのか。また、そうした死の技術の狙いは何なのか。...
View Article個人的無意識の雑念・魔境の祓い方
◎神仏の御名を唱え、守り給ヘと一心に念ずるなど 本山博は、個人的無意識の雑念・魔境の祓い方を2種呈示する。 この中にアストラル体レベルでのコンタクトが示されている。アストラル体とはボディであり、宇宙である。 まず、チャクラ、マンダラ、マントラ、ヤントラ(形)などに精神を集中している状態を彼は「精神集中」と呼び、その状態で浮かび上がってくる心象を雑念と呼ぶ。この雑念は個人的無意識から来るものである。...
View Article世界の転換のバリエーション
◎真の逆転 ◎アストラル体レベルでは逆転していない 新しい世界に入ればそれが世界の転換だと人は思う。 臨死体験でよくあるケースで、真っ暗なトンネルを抜けたら、エーテル体世界に入り、天上に張りついてベッドに眠る自分の肉体を見下ろしていた。これも一つの世界の転換。最初の体外離脱はショックなものだ。...
View Article不死なるチャクラ、死すべきチャクラ
◎神に対する敬虔 ◎アストラル体チャクラは死すべきものに分類 このヘルメスの会話は、身体と非身体の区分で話を導入しているが、真意は不死なるものと、死すべきものの方である。従って、チャクラで言えば、肉体チャクラ、エーテル体チャクラ、アストラル体チャクラまでが、死すべきチャクラとなり、「劣ったもの」と分類される。...
View Articleダイアン・フォーチュンのセクシュアル
◎竜巻に似た精神の渦 ◎アストラル体は下位に位置している 『性的結合の瞬間、竜巻に似た精神の渦が形成される。それは漏斗状の渦巻きで、他の次元にそびえ立っている。 肉体が交わると渦巻きは上の次元へと昇っていくのである。 すべての場合において、肉体・エーテル体・星幽体は、絡みあっているので、渦巻きは星幽界(アストラル)にまで達する。...
View Article聖者惨殺
◎鎮魂をする心理 ◎アストラルの世界には独特の優勝劣敗の法 地の龍脈を断った者は、その反作用なるものを恐れる。 史記陳丞相世家で、風水に巧みな軍師であった陳平は語る。 『わしには秘密の計算が多い。これは道家で禁じていることである。もしわしの子孫がひとたび廃絶すれば、もはやそれまでだ。ふたたび興起することはついにできないだろう』(史記/司馬遷/平凡社から引用)...
View Articleアストラル人間にも救いはない
◎非論理的説明、非論理的垂直ジャンプ ◎アストラル世界だけのシナリオにも、結局救済シーンはない 人間の可能性はアストラル人間に止まるものではない。...
View Article尸解仙
◎アストラルでの交流・修行 ◎微細身だが、悟りをテーマにはしていない 中国の古典、真誥では、修行者が尸解仙と交流のあることが記されている。尸解仙は仙人の中でも下位の者とされているが、四平山の洞窟に集まる五人の得道者中四人が尸解仙である。...
View Articleマイクル・クライトンの冒険
◎いろいろやってみたけど何も起こらなかった。 ◎死の世界だが、悟りではないということ マイクル・クライトンは、ハーヴァード大学の医学部なのに、医者にはならなかった。最初は外科医と精神科医を可能性として考えてはいたが、一つの胆嚢を見ればすべての胆嚢を見た気がして、外科医というものに興味が持てなかった。...
View Article睡眠時でも寝ない自意識
6.睡眠時でも寝ない自意識 死の領域を超えて彼岸に至る ○冥想十字マップの読み解き 睡眠時でも寝ない自意識は、ウパニシャッドの昔から問題にされてきた。...
View Article人間の運命についての二つの視点
◎人間という形と自由 ○自意識と自由 人間の運命については、自分が劣った人類のままで滅ぼされるままになるか、あるいは劣った人類であることをやめて、優れた人類として滅ぼされることを回避するかという文明的な視点がある。 もうひとつの視点としてはドン・ファン・マトゥス流の、人間という形を超越するという、人間の自由の方により着目した視点がある。...
View Articleアジャータシャトルの人間観
◎エーテル体からアストラル体 アジャータシャトルは、古代インドのベナレスの王であり、仏典では阿闍世王とも呼ばれ、ウパニシャッドにその所説がある。 ある時アジャータシャトルが、まだ悟っていないドリプタバーラーキを連れて、睡眠中の男の所にいき、種々呼びかけるが、彼が目を覚まさないので、 『「彼がねむってしまったとき、識別作用からなる人(あるいはプルシャ)はどこにいってしまったのだろうか」と質問した。...
View Articleマクモニーグルの明晰夢実験
◎夢と現実の境界 ある時マクモニーグルは、明晰夢の状態で遠隔透視をしたらどうなるかという実験に取り組んだ。 これはベッドよりやや大きい厚さ15センチの直方体の箱に入れられて、この中で気温、湿度、明るさはきちんと制限されるが、音が完全に遮断されている。被験者は、実験中には歩き回れない他に、最も深い睡眠に入るたびに繰り返し起こされるので、二日目にはぐったりする。...
View Article俗人に誹謗させてはならない
7.俗人に誹謗させてはならない ○禁忌、禁戒が必要な世界 禁忌、禁戒が必要な世界と必要でない世界がある。アヴィラのテレサの言うように、奇蹟には時を選ぶタイプのものと時を選ばないタイプのものがある。禁忌、禁戒が必要な世界、つまり時を選ぶタイプの奇蹟が問題になる世界において初めて、「俗人に誹謗させてはならない」ということがある。...
View Article金丹のタブー
◎俗人に誹謗させてはならない 中国の錬金術の古典抱朴子第四金丹に金丹を得るためのタブーの記述がある。 『第一の禁忌として、「道を信じない俗人にこの薬を誹謗させてはならぬ。そうなると薬は決して完成しない」とある。鄭先生の説によれば、そのわけは、この偉大な薬を調合するについては、必ず祭りをせねばならぬ。祭りをすれば、太乙、元君、老君(老子)、玄女(仙女の名)、がすべて監督に来る。...
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