○霊界の掃除番 祓戸四柱の神
いよいよこの時代の人々の、勝手気まま、自分だけよければそれでよし、他人の不幸は見て見ぬふりが行きつくところまで行けば、いよいよこの世全体のクリーニングにかかることになる。クリーニングとは現代文明破壊サイドのことで、一旦建物を毀(こぼ)ち更地にしないと新文明が建たないのは建築物と同じ。
このクリーニングを日本神話では、伊邪那岐命が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で、禊祓いされた時に誕生した、プロの大掃除神が四柱あったとする。それが祓戸四柱の神。瀬織津姫は、その一柱のことであり、瀬織津姫だけが浄化をなさるわけではない。
『その禍を直さむとして成りませる神の御名は、神直日神、次に大直日神、次に伊都能売神』
神直日神は宇宙主宰の神の直霊魂にして、大直日神は天帝の霊魂の分賦たる吾人の霊魂をして完全無疵たらしめむとする直霊である。所謂罪科を未萠に防ぐ至霊にして、大祓の祝詞に、これを気吹戸主神と謂すのである。また八十曲津日神、大曲津日神は、大祓祝詞に、これを瀬織津姫神と謂ひ、伊都能売神を速秋津彦神、速秋津姫神と謂ひ、神素盞嗚神を速佐須良姫神と謂すのである。以上の四柱の神様を総称して祓戸の大神と謂ふのであります。』(霊界物語第10巻霊主体従酉 言霊解三)
祓戸四柱の神(()内は別名): 伊吹戸主神(大直日神)、速秋津比売神(伊都能売神)、瀬織津比売神(八十曲津日神、大曲津日神)、速佐須良比売神(神素盞嗚神)以下は、霊界物語での説明。
祓戸四柱の神の機能は次のとおり。
まず地上が大洪水に襲われて・・・、
『日の大神の気吹によりて、宇宙に清鮮の息を起し、地上一切を乾燥し玉ひ、総ての汚穢塵埃を払ひ退けしめ玉ひぬ。この息よりなりませる神を伊吹戸主神と云ふ。
而して地上一面に泥に塗れたる草木の衣を脱がしめむため風を起し、風に雨を添へて清めたまひぬ。この水火より現はれたまへる神を速秋津比売神と云ふ。再び山々の間に河川を通じ、一切の汚物を神退ひに退ひ給ふ。この御息を瀬織津比売神と云ふ。瀬織津比売神は、地上の各地より大海原に、総ての汚れを持ち去り、之を地底の国に持佐須良比失ふ、この御息を速佐須良比売神と云ふ。以上四柱の神を祓戸神と称し、宇宙一切の新陳代謝の神界の大機関となしたまふ。』
(霊界物語第六巻第19章)
まずは、わが身の邪気を払う。わが身の邪気を払うとは、善いことをするが悪い事はしないを徹底する事。善い事とは、自分にご褒美を与えないこと、他人にご褒美を与えること。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
いよいよこの時代の人々の、勝手気まま、自分だけよければそれでよし、他人の不幸は見て見ぬふりが行きつくところまで行けば、いよいよこの世全体のクリーニングにかかることになる。クリーニングとは現代文明破壊サイドのことで、一旦建物を毀(こぼ)ち更地にしないと新文明が建たないのは建築物と同じ。
このクリーニングを日本神話では、伊邪那岐命が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で、禊祓いされた時に誕生した、プロの大掃除神が四柱あったとする。それが祓戸四柱の神。瀬織津姫は、その一柱のことであり、瀬織津姫だけが浄化をなさるわけではない。
『その禍を直さむとして成りませる神の御名は、神直日神、次に大直日神、次に伊都能売神』
神直日神は宇宙主宰の神の直霊魂にして、大直日神は天帝の霊魂の分賦たる吾人の霊魂をして完全無疵たらしめむとする直霊である。所謂罪科を未萠に防ぐ至霊にして、大祓の祝詞に、これを気吹戸主神と謂すのである。また八十曲津日神、大曲津日神は、大祓祝詞に、これを瀬織津姫神と謂ひ、伊都能売神を速秋津彦神、速秋津姫神と謂ひ、神素盞嗚神を速佐須良姫神と謂すのである。以上の四柱の神様を総称して祓戸の大神と謂ふのであります。』(霊界物語第10巻霊主体従酉 言霊解三)
祓戸四柱の神(()内は別名): 伊吹戸主神(大直日神)、速秋津比売神(伊都能売神)、瀬織津比売神(八十曲津日神、大曲津日神)、速佐須良比売神(神素盞嗚神)以下は、霊界物語での説明。
祓戸四柱の神の機能は次のとおり。
まず地上が大洪水に襲われて・・・、
『日の大神の気吹によりて、宇宙に清鮮の息を起し、地上一切を乾燥し玉ひ、総ての汚穢塵埃を払ひ退けしめ玉ひぬ。この息よりなりませる神を伊吹戸主神と云ふ。
而して地上一面に泥に塗れたる草木の衣を脱がしめむため風を起し、風に雨を添へて清めたまひぬ。この水火より現はれたまへる神を速秋津比売神と云ふ。再び山々の間に河川を通じ、一切の汚物を神退ひに退ひ給ふ。この御息を瀬織津比売神と云ふ。瀬織津比売神は、地上の各地より大海原に、総ての汚れを持ち去り、之を地底の国に持佐須良比失ふ、この御息を速佐須良比売神と云ふ。以上四柱の神を祓戸神と称し、宇宙一切の新陳代謝の神界の大機関となしたまふ。』
(霊界物語第六巻第19章)
まずは、わが身の邪気を払う。わが身の邪気を払うとは、善いことをするが悪い事はしないを徹底する事。善い事とは、自分にご褒美を与えないこと、他人にご褒美を与えること。

