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女性には生まれながらにして薬がある

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◎女性の内丹

『女性には生まれながらにして薬がある』とは道教でいうことだが、臨済禅で、女性は生まれつき胆(はら、丹田)ができているというのと同義なのだろう。つまりスワジスターナ・チャクラができているということ。

道教では、薬は丹(エリクシール)とも、真珠(玄珠)とも表現される。

これに対して男性は、後天的に丹田を練って作り上げなければならない。道教でも男性は能動的に薬を生成しなければならないとする。

臨済禅では、丹田を作って、公案などで既成の世界観を粉砕し大悟を狙うが、道教では、薬でもって最終的には「筏は岸に到って日光に融ける」(慧命経第七図面壁図)と、アートマンの中心太陽突入を狙う。

フランス人のカトリーヌ・デスプの見方では、道教修行の最初は、男性では気を回して薬を形成することだが、女性では最初から薬があるので、薬を維持し、豊かにすることが求められる。女性にもともと薬はあるといえども、そのままでは使いものにならないので、精製、調整が要る。

それと男女とも丹田は丹田だが、カトリーヌ・デスプは、気の出発点は、男性は下腹部だが、女性にあっては両乳房の間だとする。OSHOも男女の違いについて、そのような説明をすることがあったように記憶している。

更にカトリーヌ・デスプは、女性は内は陰で外は陽だから、易で説明すると、離火なる女性から陰を抽出する。離火全体は陽だが、離火は陽陰陽であり、陽中に陰ありとされ、この陰を抽出(採薬)するということ。

このような陽から陰が兆す逆行の瞬間が、採薬のチャンスであり、男性にあってはそのチャンスの時間帯は活子時であり、女性にあっては月経の二日半前だと彼女は推測する。

今でも韓国の文盲率は25%だそうだが、うち女性の文盲率はもっと高いのだろう。そうした女性が日本に働きに来て、飲食店にいたりするのだろう。昔の中国でも字が読めるのは100人中1、2人だったろうし、更にこの世の欲望のメカニズムを見切って道教の修行を行おうとするのは更に少なかっただろう。そうした人々の薬の話である。

【チャクラと七つの身体-328】
◎アートマン-32
5.道教と儒教 ◎女性には生まれながらにして薬がある
(ザ・ジャンプ・アウト382)

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