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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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クンダリーニ・ヨーガの源流-2

◎仮死で「ただある」 (承前)『五感の知覚も思考力も停止し、理性も活動しない時、それを人々は最高の帰趨という。 その確固とした感覚器官の保持を、人々はヨーガと理解する。そのとき人は心を散らさなくなる。なぜならばヨーガは(内的な力の)発現であり、(最高の帰趨への)没入であるから。...

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クンダリーニ・ヨーガの源流-3

◎不死への上昇 (承前)『心臓の脈官は百と一ある。その内のひとつは頭頂へと走っている。(アートマンは)それによって上方におもむき、(頭頂の孔(ブラフマランドラ)から身体を脱けだして)不死に到達する。他(の脈管)はあらゆる方向に出て行くためにある。...

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シヴァ・サンヒターの人間の義務

◎行為の結果を念頭から捨てる シヴァ・サンヒターは、成立時期はウパニシャッドからは時代が下がるが、ハタ・ヨーガ経典の一つ。時間のない世界のことを書いているので、成立時期はあまり問題にならない。ハタ・ヨーガは、単なる健康法ではなく、クンダリーニ・ヨーガの前段とされ、相応の重要な事項を展望している。 『2.53...

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古代インド文献の中心太陽との合体

◎クンダリーニ上昇から中心太陽合一 ダンテス・ダイジのクンダリーニ上昇から中心太陽合一の記述を見ると、それが実体験なのかどうかまず疑うものである。 そこでインドの古文書による裏付けを見る。 ゲーランダー・サンヒターから 『こころを肉体から分離して、それを至上我へ合一させる。これがサマーディなりと知るべし。これはダシャー等からの解脱と名付けられている。』...

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最高者リシャバデーヴァ

◎バクティと自己実現、感官の満足を求めぬ これは、インドのバーガヴァタ・プラーナに出ている話。 クリシュナとは別の降臨者で最高者リシャバデーヴァという人物がいて、既に窮極の悟りを得ている。...

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宇宙猪のイメージ

◎アートマンのシンボル ヒンズー教の神話では、宇宙猪に変身したヴィシュヌが登場する。 創造神ブラフマーが何もないところから世界を創造しようとして、片方の鼻の穴から親指ほどの小さな猪を出した。これがヴィシュヌ。猪は瞬く間に巨大化し、巨大な山のような大きさとなり、身体は太陽のように光輝いていた。...

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太極図説と世界の構造

◎アートマンとブラフマン 老子は只管打坐系だが、道教は概ねクンダリーニ・ヨーガ系である。一方儒教は、孔子は拝み屋であってクンダリーニ・ヨーギであり、その著書易経がクンダリーニ・ヨーガの一体系書であることから、もともとはクンダリーニ・ヨーガが本質であった。時代が下り宋代に至って、禅の影響で太極図のような先祖返りをしたのは、時代の要請みたいなものだったろう。...

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五十五は、天地の数

◎天行は健なり 明治から昭和の古神道家出口王仁三郎によれば、三十三は女の中の女という意味で、五十五は男の中の男という意味である。これがオカルティック儒家によれば五十五の解釈はややずれる。...

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女性には生まれながらにして薬がある

◎女性の内丹 『女性には生まれながらにして薬がある』とは道教でいうことだが、臨済禅で、女性は生まれつき胆(はら、丹田)ができているというのと同義なのだろう。つまりスワジスターナ・チャクラができているということ。 道教では、薬は丹(エリクシール)とも、真珠(玄珠)とも表現される。...

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慧命経の化身図・面壁図

◎慧命経の化身図・面壁図       道教の柳華陽の慧命経の第六図化身図では、この陽神が微細ボディとして顕現し痕跡を示すが実体はない(虚無と化す)。 化身図前半と後半では、後半図では円環に微細身が囲われているところが相違しており、別次元にあることを示す。 陽神の頭頂から二条の線が出ているが、第七図面壁図前半図では『有から出て無に入る、素敵なルート(妙道)をたどる。...

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呂洞賓(ろどうひん)のアートマン

◎呂洞賓(ろどうひん)のアートマン 呂洞賓は8世紀の道家。呂洞賓の弟子の聞き書きが太乙金華宗旨。 インド流のクンダリーニ・ヨーガでは、スシュムナー、イダー、ピンガラーという3本の左右に並ぶ脈管でのクンダリーニの動きを用いるが、周天では、任脈、督脈という前後に並ぶ脈管での周回を用いるのが特徴といえよう。...

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万物は陰陽を抱いて和す

◎老子 第42章 道生一 老子は、只管打坐系だが、タオを窮めているからには、アートマンの描写も当然にある。 『有無一如の玄なる道は、先ず有なる一としてあらわれる。その有は陰陽の二気に分かれ、更ちにこの二気は冲気(陰陽二気を中和交流させる気)によって相和し、そこに万物が生じる。...

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老子の世界観

◎老子第40章反者道之動 訓読『反は道の動なり、弱は道の用なり。天下の万物は有に生じ、有は無に生ず』 大意『すべてのものが無へ反えるのは、それが、この玄たる道のはたらきである。 そしてすべてのものの弱は、それの存在することは、それが道のはたらきを為すものなのである。 この天下のすべてのものは、有から生ずる。そして、その有は無から生ずる。』 大道(タオ)の働きとは弱のことである。...

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原始仏教の10ステップ

◎見ている自分 原始仏教の10ステップの個々の説明を再掲する。 1.涅槃:ニルヴァーナ 2.滅想定:アートマン、本来の自己...

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妙法蓮華

◎アートマンまで どちらかというとニューエイジの発想が好きな我々としては、妙法蓮華とは、空から出てきているというが、それはアートマンなのかブラフマンなのか、有の方なのか無の方なのか、確認しておく必要があるだろう。 鳩摩羅什の門下で妙法蓮華経翻訳に参加した道生は、現存する中国最初の法華経注釈書である妙法蓮華経疏の中で、「妙法とは形なく、声なく、すべての思考の領域を絶したもの」と訳した。...

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身口意

◎不死の境地 身口意は密教でよく語られることばだが、もともとは、釈迦の感興のことばの中にもある(第七章)。 『身体に過ちを犯さないように、まもり落ち着けよ。身体について、慎んでおれ、身体による悪い行いを捨てて、身体によって善行を行え。 ことばで過ちを犯さないように、まもり落ち着けよ。ことばについて、慎んでおれ、語(ことば)による悪い行いを捨てて、語(ことば)によって善行を行え。...

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空海の十住心論-1

◎空海の十住心論-1   空海は、人間の意識の発展段階として、十住心論を掲げている。 住心とは、心のあり場所や精神のおきどころの思想・哲学ではなく、人間の意識レベルと存在レベルの発展体系のこと。冥想の縦軸、横軸という議論からは、十住心論は歴史的な社会の発展段階説でもあるので、縦軸のステップであるという見方も否定できない。...

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空海の十住心論-2

◎空海の十住心論-2 空海の十住心論の続き。 第六住心から第九住心までは、十界説で言えば、ほとんど菩薩のレベルだと思う。菩薩のレベルというのは、最低でも見性しているレベルである。ところが、空海は、第八住心までは迷い(無明)であるとする。 つまり見性しているからとりあえず良しとするわけではなく、まずは第十住心の秘密荘厳住心でないと、問題があると指摘している。...

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解脱の定義

◎大乗の大般涅槃経 釈迦による解脱についての懇切丁寧な多種類の説明の中にアートマンへの言及がある。 『また解脱は恒常である。たとえば人々や神々の身体は壊れて死ぬが、解脱は変わらない。移り行くものではない。このように解脱は移り行くものではない。』 (ブッダ臨終の説法/田上太秀/大蔵出版P190から引用)...

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十牛図のアートマン

◎体験ではない何かが起きている ○十牛図 第七 忘牛存人 頌(廓庵禅師) 牛に乗ってもう家に到着することができた、 牛は姿をみせず、人ものんびりしている。 朝日が高く昇るころになっても、まだ人はゆめうつつ。 鞭と手綱は草屋に置きっぱなしである。 牛が消えてしまったので、人間の体験としてのアートマン(牛)はなくなった。アートマンとの一体化は、個人、個性としての自分のないところにある。...

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