Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

国家の興廃の原因

$
0
0
◎天の時、地の利、人の和

国家は、軍事力と情報力(インテリジェンス)と経済力で成る。経済とは、マネーだけでなく、食料、エネルギーの比重も大きい。

しかし、これは、天の時、地の利、人の和の三元の中の地の利のことだけとらえた部分的な見方にすぎない。

天の時とはいわゆる世界の歴史のメイン・シナリオのことであって、おおよその想像はつくが、ディテールは時事刻々変わり続けているものだと思う。

先日、書店で作家の五島勉が飛鳥某との対談で『1999年7月の大変動は、ずれた。』というような見出しを見かけたが、そんなところだろう。

地の利は、いわゆる世俗面で見た一国の成立の要素であって、精神面から見た一国の成立の要素を無視している。それが人の和。

人の和とは、とりも直さずその国家で何人覚者を出せるかということ。人口比一定の覚者数を確保できないと国家や都市が滅亡することは、旧約聖書のロトの事跡で明らかである。

滅亡しない場合は、邪境と見られるようなこの世の生き地獄の国家が現出する。思想・信教・言論の自由や人権のない国のことで、日本のそばにもそうした大国・小国がある。

出口王仁三郎は、日本は床の間で中国は座敷と譬えたが、床の間と座敷が汚されていた場合、その反作用は床の間から先に起こることも予見している。

聖域から先に掃除されるのである。






悟りとは何か

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>