核武装ドミノ
◎世界は既に不安定 ここに来て、アメリカの核の傘の衰退と、北朝鮮の核武装の長期的影響が周辺国にようやく具現化し始めようとするのか、韓国にも核武装論が登場し、台湾も核武装を検討しているようでもあり、平和国家日本もその延長線上で核武装が想像されるような雰囲気がうかがえる。 中東でもサウジアラビアなど核武装国家が増えそうな雰囲気であり、物騒なことである。...
View Articleイスカリオテのユダは特別扱だった
◎13番目の係累 「原典 ユダの福音書」からイスカリオテのユダについてイエスが言及している部分。 ※[]は、英訳者が推定して復元した部分。 イエスは、弟子たちに、あなた方には、私がわからないだろうと、やや挑発する発言をした。 『これを聞いて弟子たちは腹を立て、怒りだし、心の中でイエスをののしり始めた。 彼らが[理解]していないのを見ると、[イエスは]彼らに[言った]。...
View Article江角マキコ もう迷わない生活
◎ロハスから大慈悲 「江角マキコ/もう迷わない生活/集英社」は、俳優でお子さんもいらっしゃる彼女のロハスな生活ぶりを特集した本。 一般に俳優の人の特徴は、発声練習を繰り返しているので、音量のある声をお持ちでかつ姿勢を正しくする努力を常にしている点。また世間の客商売では、作り笑顔とお辞儀スタイルと身だしなみは要求されるのだが、彼女のロハスな生活では、特に姿勢の正しさに力点があるように思った。...
View Article国分寺と一の宮
◎歴史とパワー 国分寺は、仏教の寺であり、一の宮は古神道の神社で、宗派が異なる。どちらも宗教センターでありながら、どちらがパワー・スポットとして参詣されているかを見ると、一の宮の方なのは興味深いことである。 国分寺とは、741年,聖武天皇の勅願により,国ごとに建てられた官寺。正式には僧寺を金光明四天王護国之寺,尼寺を法華滅罪之寺といい,奈良の東大寺を総国分寺,法華寺を総国分尼寺とした。歴史は古い。...
View Article磐座について
◎天之磐座とブラフマランドラ 俗に磐座とは、神社に社殿がない場合、社殿の代わりに用いられる岩で、神が降臨されるという。降臨する神だから、神の素性は知れる。同様に社殿も岩もなければ、青竹を四方に柱とし、注連縄を巡らし、中央に幣(ぬさ)を垂れる。この幣に神が降臨する。これが神籬(ひもろぎ)。...
View Article裏の神諭の処世訓
◎誠の神徳を隠す 出口王仁三郎の雑誌神霊界第60巻の裏の神諭から抜粋。 『○誠の神徳を得たる人は自己の力量を能く人の前に隠し得る者なり。 ○神徳なき人は努めて自己の力量を人に知らしめんとする者なり。 ○神の道にあるものは自己の力量を誇り、且つ自己の名を売らんと思い煩うことなかれ。 ○自己の名を揚げんと欲せばまず神の御名を挙げ、目上の名を挙ぐる事を務めよ。自己の名は自ずから世に現るべし。...
View Article2015年の終わり
◎直面せずに、誤魔化して粘る心性が良しとされる風潮 【この1年ご来訪ありがとうございました。】 この一年は準備の時代だった。 個人と世界の流れは、一見別々に見えるが、全くズレなくぴったり一致している。...
View Article目的や目標や狙いを持たない冥想
◎本らいも なきいにしへの 我ならば 今年は、目的や目標や狙いを持たない冥想に一層取り組もうと思う。それは今の自分に欠けているものであり、時代にも最も欠けているものだから 一休の道歌 本らいも なきいにしへの 我ならば 死にゆくかたも 何もかもなし はじめなく をはりもなきに 我が心 生まれ死するも 空のそらなり 始めなく終わりも無きに 我が心 生まれ死すると思ふべからず ゆくすゑに 宿をそことも...
View Article初詣から古事記
◎現代の古事記としての霊界物語 正月を迎えると、人は何の疑問も持たずに近所の神社に初詣に参る。 古神道の経典は古事記くらいのものであって、さほど膨大とはいえない。ただその中身は、何百年何千年を経て改竄された痕跡があり、明治から昭和にかけての古神道家出口王仁三郎は、わやにされたという表現で、真義が読み取りにくいことを嘆いている。...
View Article007は二度死ぬ
◎イギリス人の本音の日本観 ショーン・コネリー主演の「007は二度死ぬ」は、007シリーズ初期の作品。題名だけは知っていて、今般初めて見たのだが、テレビであまりこの作品が流されない理由が分かった。 舞台の三分の一くらいが日本であって、その描かれている日本の姿が、日本らしくなく、ガイジンの見た日本だからである。日本人が見れば違和感たっぷり。...
View Article重金属の体内蓄積
◎効果的排出法の模索 熱核戦争ともなれば、核爆弾による死の灰や放射線の被害だけでなく、全国各地に立地する原発の破壊の結果として放射性物質の拡散による被曝対策も重要になる事は、福島原発事故の教訓の一つである。 放射能では放射線による細胞破壊による影響が第一に問題になるが、それ以外のアスペクトとしては放射性物質が重金属であるが故の重金属の体内蓄積が課題となる。...
View Article世界紅卍会の静坐法について
◎先天の坐法に照らす 「静坐 実践・思想・歴史 中嶋隆蔵/研文出版」に世界紅卍会の静坐法が書いてある。 坐る時には、顔を洗い口を漱ぎ、衣と帯を緩める。像の前や経の前に行き、如何にも真霊真気が上にあり、左右にあるかのようにする。 『(3)...
View Article中国における静坐の評価
◎有用から無用の用へ 唐初の大臣で、則天武后に諫言して左遷された褚遂良は、夜間たまたま静坐していたところ、幽霊が現れて心情を吐露したが、これはチャネリング。 韓非子の十過篇で衛の霊公が、たまたま耳にした音楽をおつきの者にコピーして再現するよう命じたが、その準備のために静坐して琴を奏でて再現に成功した。これは意識の深化と他心通。...
View Article日本と世界平和
◎冥想立国による世界平和 仮に日本が世界平和の起点となるとすれば、以下の出口王仁三郎(1933年2月)の見方は大いに参考となる。 『アジア諸国は日本に頼らうとして居るが、今の当局者にそこ迄の雅量がないし、勇気がない。欧米諸国に憚つて居る。かういふ様な弱気があるからいけない。...
View Article内丹の前提技術
◎還精補脳 さて外丹をやるには、その前提として重金属の体外排出術ができることという条件があったとするならば、内丹にもその修行をやる前提となる技術があるに相違ない。 『精液の汲み上げ 技法としては、前引(抱朴子)釈滞篇「十余家」云々のあとに、「その大要は還精補脳の一事にあるのみ」と述べられているのを見逃すことはできない。...
View Article錬金術者としてのニュートンの横顔
◎世界の構造と数学、シンボリズム、独身 経済学者ケインズが購入したニュートンの膨大なメモの大半が錬金術研究のものだったことが広く知られている。 ニュートンが何を構想していたのかは、まだよくわかっていないが、生活の半分以上を非科学的なわけのわからない研究に費やしていた。 1.天地創造やノアの箱舟やアルゴー号の航海の正確な日付を特定しようとして、難解な数学の計算をしていた。...
View Articleメガ啐啄同機
◎寺社の衰退と大和魂の行方 啐啄同機は、禅語であって、人が悟りに至るとき、あるいは悟りが人に至るとき、内からの成熟と外からの催促が同時に起こり、やがてそれが起こることを云う。 啐啄同機の字義は、卵が孵化するときに、雛鳥が内側から自分のくちばしで殻を破ろうとするが、この時、同じタイミングで親鳥が外から殻を破ろうとして、これが見事に一致すると雛鳥はこの世に誕生することができること。...
View Article冥想環境としてのスイス
◎熱核戦争の確信 スイスの家屋の壁は、腰下部分が小銃弾、大砲の破片が貫通しないように作られ、ところどころに銃眼がある。そして家屋の配列は、いつでも防御陣地を構成できるように配列されている。 また首都ベルンやジュネーブでも主要なホテルの地下に原爆攻撃でも耐えられる避難施設もある。...
View Articleユダヤ教の死者の復活
◎幽斎と悟り 以下は、12世紀にモーゼス・マイモニデスが著した信仰の13原則。 『私は、以下のことを確信しつつ、信仰する。 一 創造主は、存在する森羅万象の作り主であり、導き手である。 二 創造主は唯一である。その唯一性は、他の物の唯一性とはまったく異なる。彼はわれらの神であり、永遠に存在する。 三 創造主には、身体もなく、物質的な特徴もない。彼は、存在する他の何ものとも比較することができない。...
View Article歴代天皇はほとんど伊勢神宮を参拝せず
◎そばまで行っても立ち寄らず 伊勢神宮は、天皇の祖神天照大神を祀っている。しかし、意外なことに、伊勢神宮を参拝した記録が残っているのは、明治天皇以降である。 壬申の乱の時、挙兵して伊勢に入った大海人皇子は、迹太川のほとりで天照大神を遥拝した。参拝ではなかったが、わざわざ遥拝していることを記載している。...
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