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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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招かれる者は多いが、到達する者は少ない

◎まともなからし種は稀だが・・・ 「招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない」(マタイ-22-14) 「祭杖を持つ者は多いが、バッコス神に憑かれる者は少ない」(プラトン-パイドン69c) 「イエスが言った、「私はあなたがたを、千人から一人を、一万人から二人を、選ぶであろう。そして彼らは単独者として立つであろう」」(トマス福音書)...

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師と弟子は何度も会いはしない

◎今生では、二度と会わない チベットにインド後期密教系のヨーガを導入したマルパは、弟子のミラレパに法を伝えた後、去らせている。ミラレパの弟子ガムポパも法を伝授された後は二度と会うことはなかった。...

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クンダバッファー/下半分の人間

◎あべこべ器官 クンダバッファーとは、グルジェフの造語で、エゴイズム、自己愛、虚栄心、自尊心などの源泉。 彼の著書「ベルゼバブの孫への話」の巻末の用語集では、クンダバッファーとは、はるか古代に人間が自らの生存の真の理由を認識させないために神聖個人たちが人間の体内に植え付けた器官、などと定義している。この器官によって現実をあべこべに認識するのであべこべ器官などとも呼ぶ。...

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死んでいながら十全に生きて愛する

◎バウルの愛の歌 バウルは、ベンガル地方の家庭を持たない放浪詩人。神との合一を目的とする宗教歌を歌う。 『死んでいながら 依然として十全に生きている しかも愛することの中にある 味覚と感覚を知る者たち 彼らは河を渡る 生と死の流れを見つめて 彼らは完成を探し求めている 彼らは幸福に対して なんの願いも持たず 風にむかって歩いてゆく 彼らは情欲をもって情欲を殺す そして愛着することなく...

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ヴァルダマーナの悟り

◎男性的悟り、女性的悟り ヴァルダマーナは、ジャイナ教の開祖。マハーヴィーラ(偉大な勇者)の尊称がある。ヴァルダマーナは釈迦と同時代人であって、仏教から見れば、六師外道(六人の異端)の一人に挙げられている。 だが、OSHOバグワンは、実家の宗教がジャイナ教であったせいか、ヴァルダマーナを積極的に評価している。...

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盤珪が自然に音を聞く

◎没絃の琴(絃の張られていない琴)の音を聞く 盤珪は、名にし負う冥想フリーク。 『この寺の外で鐘や太鼓が鳴ることがあれば、いちいち聞き知ろうとは思わないが、鳴りさえすればそれぞれの音が聞こえるのは、霊明な仏心が不生にして聞くと申すものである。』 烏はカーカー、雀はちゅんちゅん(ちうちう)と一念も生ぜずに聞き分けるのは、霊明なる仏心が不生にして聞くというもの。...

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盤珪、不生の仏心

◎玄旨軒眼目巻から 盤珪は、大悟を経た人間の心を平生不生の仏心と表現し、その心で生きる人は、寝れば仏心で寝て、起きれば仏心で起き、行けば仏心で行き、坐すれば仏心で坐す。また茶飯も仏心で食べ、脚も仏心で洗い、いつでもどこでも常住仏心であるという。...

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バベルの塔

◎バベルという利己主義の集積 世界中にバベルの塔が林立している。アトランティス文明は世界各地に分かれて伝承されたとはいえ、いくつかの狭い地域でしか発展しなかった。近代西欧文明というバベルは、アトランティスでも見られなかった世界的に拡大した現象であって、この近代西欧文明が過去数万年の最後の花であることを象徴している。花が咲けば実を落とし種の時代となる。...

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展望:神と科学の戦い

◎神の許し給わぬことをしようとする人々 科学の発展過程では、神の許し給わぬことは「発見」されないという法則がある。...

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大衆の神秘的感情を操作する

◎迷信を信じる気持ちを利用 大衆の神秘的感情を操作するとは、シンボルやキャッチコピーを通じて大衆の迷信を信じる気持ちを盛り上がらせて、個々人のあるいは集団行動にまで高めるというやり方のこと。...

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超古代と暗黒の72時間

◎濃密な大気と塩分濃度の高い海水 今上天皇は、第126代。古代史研究家の吾郷清彦説では、神武天皇以前にウガヤ朝72代があり、1200年ほど続いただろうという(ウエツフミなど)。 出口王仁三郎やダンテス・ダイジのスケールは更に長く、それ以前のムー大陸沈没やアトランティス大陸沈没まで見ている。...

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時代遅れになった霊的スピリチュアル観

◎神知らぬ者の神がかり、クンダリーニ上昇など チャネリングで有名だった浅野和三郎。彼でも悪霊がかかると一日中悪霊と対話し続けて終わらないので、出口王仁三郎が背中を叩いて終わりにしてやるシーンがある 出口王仁三郎はこれをして『神懸りをやらすのは狂人に刃物を持たすようなものだ。』と評する。(神霊座談会...

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人間はもともと善を行うようにできている

◎苦しみすらもまんざらではない 人間は、もともと善行を行い、他人には譲り、争わず仲良くつき合う天国的な行動を取るべく生まれついている。 予言などでそうした平和的幸福的な叙述はあまりに当たり前すぎて、あまり興味をひかないものだから、むしろ一言も書かなかったりする。...

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月の露

◎露命、天の露 天の露とは、西洋の錬金術師たちも大いに求めたもの。例の大きな幕を広げて天の露を集めようという図柄のそれである。 出口王仁三郎が座談で、それは月の露だと明かす。 『富田 『お月様の光を手でくんで頭にかけると長生きすると言いますが、よく子供の時おばあさんにして上げましたっけ』 出口氏...

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盧山人

◎身の過ちは宣(の)り直せ 盧山人は、唐の宝暦年間、荊中という所に住んでいて、密かに仙術家として知られていた。次第に盛名が聞こえるようになり、頼み事の来客が頻繁になったことに堪えかね、復州の境に移り、陸奇という者の家のそばに船をおいて、そこに暫時住んでいた。...

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神様のお力で病気が治る

◎精神の持ちようで病気が治る 学校も再開して、コロナ下の経済活動も元に戻りつつあるが、満員電車だけは三密でどうにもならない。ここのところ、気温が15度以下に下がり、マスクをしながらくしゃみをする人が多い。つくづく、ウィルスに接触しないことは至難だが、罹患しない量を浴びないことが肝心とはわかっていても、罹患するしないには、人知以外の部分が作用していることを感じざるを得ない。...

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陳勝呉広の乱

◎中国五千年の虚言史...

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意識下では世界は一つ

◎高い霊能者、低い霊能者 クンダリーニヨーギ本山博は故人となったが、ダンテス・ダイジに「クンダリーニ・ヨーガを学ぶには誰がよいか」と問うと本山博を推薦する場合があった。 本山博は、高い霊能者と低い霊能者の違いを、次の三つに分ける。 1.アストラル・レベル 個別の霊体がある。 執着と自己主張が強く感情が主である。 五感と似た感覚がある。 身体と結びついたエネルギーを霊の次元に転換して働く霊能もある。...

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ヴェノナ文書-背景としてのロシア

◎米大統領選挙と人類滅亡回避 ヴェノナ文書とは、第二次世界大戦以前と戦中戦後もアメリカが相当程度にソ連の諜報活動に浸透されていたことを最近明かしたアメリカとイギリスが解読したソ連の暗号文書群。...

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グレンダローの渓流と太陽

◎おのずと生まれた新生に見えるもの W.B.イェイツの詩。 『グレンダローの渓流と太陽 複雑な動きのなかにあって 渓流も空を滑る太陽も走り 私は心から陽気になれたと思えたのに しでかした或る愚行が思い出されて 気もそぞろになるのだった 悔む心はすがすがしくなれない しかし この私とは何者か? 人並み以上に勝った行為ができ 分別もそなわっていると あえて想い描くこの私とは?...

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