生命の木とアップルの秘密
◎りんごの実を食べる 旧約聖書の創世記。エデンの園の中央には、二本の木が生えている。一本は知恵の木で、もう一本は生命の木。知恵の木とは善悪を知る木であり、神が食べることを禁じた。この木の実がリンゴであり、蛇がイブに勧め、更にイブに勧められたアダムがこの知恵のリンゴを食べて、人間に生と死が発生することになった。これがappleの齧られた林檎。 ユクテスワの説明では、...
View Article沐浴の秘儀
◎オームmeditation パラマンサ・ヨガナンダによるとパタンジャリは、クリヤ・ヨーガについて『クリヤ・ヨーガは肉体の訓練と、精神の統御と、オームに対する瞑想より成る』(あるヨギの自叙伝/パラマンサ・ヨガナンダP244から引用)(ヨーガ・スートラ二章一節)と説明していると述べる。...
View Article魂はこの世に生まれて男や女に扮するが
◎男でもなければ女でもなく神である 《※拙ブログは、昨日で満17年を迎えました。読者の皆様のご来訪に感謝致します。 まとめ的なものとして、次の三つを置いています。 【夢と真実】 【ザ・ジャンプ・アウト】 【エクスタシス 夢の夢なる】》 男と女を比べれば、女の方が生きやすいとダンテス・ダイジは言っていた。それが証拠に平均寿命は一貫して女性の方が長い。...
View Article北京冬季五輪カーリング女子銀メダル
◎弱さでつながる 北京冬季五輪カーリング女子は、前回五輪の銅に続き、日本が銀メダルを獲得した。ロコ・ソラーレは日本代表になるまでスランプの時期があったが、その際四人で腹を割って話し合い「私たちは弱いままでいい、かっこ悪くていい。弱さでつながっているチーム」と最底辺での共通認識を確かめ合ったという。...
View Articleヨーガ・スートラの大脱身
◎ニルヴァーナのプロセスとテクニック パタンジャリのヨーガ・スートラについて、OSHOバグワンは、哲学ではなく、経験論だと云う。 『3.43「大脱身」とは、粗雑な身体を離れ、想像を超えたところで機能する技法である。大脱身を遂行することで、輝きを覆っていたものは破壊される。』 (現代人のためのヨーガ・スートラ/グレゴール・メーレ/ガイア社Pxivから引用) だがこれでは何のことかわからない。...
View Articleこれまであった失恋や手痛い失敗など
◎過去世を見る ヨーガ・スートラから。 『3.18 潜在印象を直接認識することで、過去世の知識が得られる。』 (現代人のためのヨーガ・スートラ/グレゴール・メーレ/ガイア社Pxiiから引用) OSHOバグワンの解説“The Alpha and the Omega“では:...
View Articleハタ・ヨーガからクリヤ・ヨーガへ
◎カイバリヤから世界平和へ 今ネットでヨーガと言えば、ハタ・ヨーガのこと。ハタ・ヨーガをやると身体快調で、健康回復、老化防止、気力回復にも役立つなどいいことづくめだと宣伝するものだ。 ※クリヤ・ヨーガとはクンダリーニ・ヨーガのこと。 だが、パタンジャリのヨーガ・スートラを見ると、ハタ・ヨーガの位置づけとは、身体の快適さ、健康増進ではなく、人間のあらゆる苦悩からの解脱、カイバリヤである。...
View Articleクリヤ・ヨーガの道程
◎肉体と心を支配し、死をも征服 パラマンサ・ヨガナンダの説明では、 1.人間は睡眠時に、肉体や呼吸を意識せず、自分自身を肉体意識から解放し、生命エネルギーを脳や六つの脊髄中枢に補給する行を行っているので、宇宙エネルギーが体内に補充される。 2.だが人間は、適当な食物、健全な思想、日光を浴びて生活しても解脱に至るには百万年かかる。...
View Article今生の過去の記憶と世俗的欲望からの卒業
◎いかに思い知るか 学生時代に日記風手帳で、自分でわかる程度に何月何日の何時頃、どこで何をしていたかをメモっていたことがある。そうすると、数年たった後であっても、それを見れば、どこで誰と何をしていたかを鮮明に思い出すことができたので、非常に驚いたことがある。...
View Article三、四月。大難を無難に。ウラルの嵐
〇あおり予言、はずれ予言、当たり予言。 出口王仁三郎は、出口ナオも共に、「日本が大峠に遭って、みろくの世を実現する」という幻視をしたので、二人で協力して一つの教団を立ち上げることにした。...
View Article世の立替は独力で
◎人の厄介になったら立替出来ぬ 出口王仁三郎のつぶやき。 『○立替は王仁一人でやる 人にかかりあったらついて来よるから、助けてやらねばならぬから、立替が出来んがな。王仁は一人でやるのだから、人の厄介になったら立替出来ぬからなあ。...
View Article釈迦、空中に昇り身体を砕く
◎天からの綱 釈迦が、生まれ故郷の迦毘羅城に帰還し、住民に神通力を見せて、教えに帰依させようとした。釈迦は空中に昇り、身体をばらばらに砕き、地上に落下させ、それらを再び結合させるという奇跡を見せ、観衆を仰天させた。 同じようなモチーフの奇跡は、インドでも中国でも見られる。...
View Articleソドムとゴモラ
◎神が許し給うのかどうか ロシアは、ウクライナ侵攻によって軍事的には優勢なのだろうが、経済的、文化的には世界の孤児のような圧迫を受けている。窮鼠猫を噛む? またロシアは戦術核でなく、大規模な戦略核の準備ができていることを広言して世界を威嚇。 旧約聖書のロトは、ソドムの町に10人の正しい者を見つけられずに、結局ソドムを出ることに追い込まれた。...
View Article雪峰の全大地(碧巌録第五則)
◎大雪の鰲山で大悟する 雪峰は、どこの道場に行っても食事係をやっていた。 『洞山禅師のところで食事係となっていた時、ある日洞山が雪峰に問うた、「何をしている」。 雪峰「米をといでいます」。 洞山「砂をといで米を取り去るのか、米をといで砂を取り去るのか」。 雪峰「砂も米も皆取り去ります」。 洞山「皆は何を食べるのか」。 雪峰は器をひっくりかえした。...
View Article石鞏が牛の番をする
◎草から顔を離して酒徳利に向ける 石鞏は、もともと猟師だったが、馬祖に出会ったことで、出家して冥想修行に入った。 ある日石鞏が台所で働いていたところに馬祖がやってきて、何をやっているのかと問うた。 石鞏「牛の番をしています。」 馬祖「どうやって番をするのだ。」 石鞏「牛が草に顔を戻そうとしたら、鼻づらをぐっと引いて引き戻すのです。」 馬祖「なるほどお前は牛の本当の番の仕方を知っている。」...
View Article世を持ち切りにはさせない
◎二重の世界観 大本神諭の頻出キーワードの一つに『世を持ち切りにはさせん』というのがある。これは、いつまでも世界を人間の思うがままに切り回させはしないということで、神知る人間の時代に戻すということである。...
View Article馬祖が瓦を磨いて仏になる
◎坐禅を学ぶ、坐仏を学ぶ 禅の六祖慧能の法嗣の南嶽懐譲が衡嶽の般若寺の住職だった時、馬祖は近くの伝法院で毎日坐禅をしていた。南嶽禅師は彼が見どころがあることを知り、伝法院へ行き質問した。 南嶽「坐禅をして何をしようというのか」 馬祖「仏になろうと思います」 すると南嶽は瓦のかけらを拾いあげ、庵の前の石の上で磨きはじめた。今度は馬祖が質問した。 「老師、何をしようとしているのですか?」...
View Articleニルヴァーナと肉体死の違い
◎人には死が全くない。生は生ではなく、死は死でない。 仏になるというのは、ニルヴァーナという体験とは言えない体験をすること。それは、肉体の死ではない。 OSHOバグワンの所説。 『ニルヴァーナとは、まず、人は死が全くないことを完全に実感してきた、という意味だ。...
View Articleニルヴァーナと肉体死の違い-2
◎モクシャとは、ニルヴァーナのこと さらにOSHOバグワンの所説。 『魂は二つの身体―――微細身と粗大身の内側に存在する。死の時点で粗大身は死ぬ。土と水で作られた身体、肉、骨そして骨髄から成る身体は、脱落して死ぬ。その後、微細な思考、微細な感情、微細な波動、微細な繊維から成る身体が残る。...
View Article習近平、国際情勢緊迫で全軍が戦争準備を
◎影響されない自分を 読売新聞オンラインで『習近平氏、国際情勢緊迫で「全軍が戦争準備を」…軍を海外派遣する根拠法を整備へ』(2022/03/08 18:33)という見出しの記事が出た。内容は習近平国家主席が「中国軍を海外に派遣して活動させる根拠法の整備を進める意向」とみられるというもの。...
View Article