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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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覚醒して世界が変わる−12

◎クリシュナムルティ−3 ○瞑想という名の別世界 単に世界の変容とか別天地という表現だと、人はしばしば別のものを想像する。クリシュナムルティの次の文章では、瞑想という名で別世界が展開する。...

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わびの美の七つの特徴

◎実用性の対極 これは、只管打坐的窮極である無一物から出て来るところの侘(わび)が七つに展開すると分析した久松真一の文。 『わびの美の七つの特徴 第一の不均斉は、格式ばったきちょうめんさ・端正・「真」の完全・つりあいのとれていることの美しさの否定としての、くだけた・破れた・ひずんだ・ふつりあいの・奇数の・草のものの美である。...

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覚醒して世界が変わる−13

◎クリシュナムルティ−4 ○ことごとく死人となりてなりはてて 別世界と言う場合、それが、心理現象なのか、世界が転換したのかを見極める必要がある。...

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覚醒して世界が変わる−14

◎一休−1 一休の別号は、めくらのロバである。しかし、臨済の後継者三聖は臨済の後継者に値しなかったが、自分こそそれに値すると意気高い。逆にそれほど厳しく修行してきたのだろう。 その生きる別世界の根本に次の漢詩がある。 閻浮樹(えんぶじゅ) 閻浮樹 乾坤に逼塞し 葉々枝々 我が脚跟 太極 梅花 紙窓の外 暗香 疎影 月黄昏 『閻浮樹 乾坤逼塞 葉々枝々 我脚跟 太極 梅花 紙窓外 暗香 疎影...

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覚醒して世界が変わる−15

◎一休−2 〇男色女色酒食 一休は大悟の後、大酒を食らっては、男色、女色に耽るという悪業を繰り返したので、来世では馬に転生するなどという詩を書いている。 『大燈国師尊像 酬恩庵常住 古今仏祖師草鞋挨 遊戯三味南岳天台 昼夜清宴爛酔多盃 女色勇巴馬腹驢腮 児孫純老大笑咍々 確 三尺竹箆掌握内 臨済徳山乞命来 大燈国師の尊像 酬恩庵常住 古今の仏祖師 草鞋の埃 遊戯三昧は南岳と天台。 昼夜の清宴...

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覚醒して世界が変わる−16

◎一休−3 ○本来もなき古(いにしえ)の我なれば 一休水鏡は一休没後の成立だとされているが、まったく後人の作ばかりということではなくて、当時巷間一休の作と伝えられていたであろう作品がいくつか含まれているとも言われている。 要するにその作品の描いている世界の格調によって、一休の真作かどうか見当がつくと見られているのだ。 本来もなき古(いにしえ)の我なれば 死に行く方も何もかも無し...

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一生の終わりも幻住なるべし

◎幻(ドリーム)とも自覚しないうちに一生の終りに至る 大量死だかなんだかわからないが、東日本大震災という大地震、大津波、原発事故という大災害コラボで、既に引きがねは引かれた。...

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インサイド オーディンの箴言

◎人生訓に仮託して 北欧の古い伝承にオーディンの箴言というのがある。大半は、人生訓として読ませることで、背後に潜む秘教的な意味をぼかしているように思える。人生訓になぞらえることで、箴言が数千年の永きにわたり伝承されることを図ったのではないか。秘教的内容のままでは、別天地のことだから、分別ある人によって、簡単に忘れ去られる。...

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芭蕉の師仏頂和尚のこと

◎仏頂の純粋な道心をしのぶ 一休の狂雲集も相当な禅的学識のほとばしる作品であるが、芭蕉の俳文集も相当に禅的素養がないときちんと読み込めないように思う。片言切句に、禅の故事などが散りばめられているからである。そういうところは大学受験にはまず出ないだろうが。...

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覚醒して世界が変わる−17

◎老子−1 老子は、全編が同じ視点から書かれているわけではなく、超古代の作らしく、オーディンの訓言みたいに世俗的な王の施政訓の部分もかなりある。 しかしながら世界が変わるということにポイントを置けば、その中のエソテリックな香りのするものに焦点が当たることになる。 老子第六章 谷神不死...

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覚醒して世界が変わる−18

◎老子−2 ○老子第25章 有物混成 谷神は、世界樹の根であり、厳密に言えば現象を離れた見解ではなかった。老子第25章 有物混成では、老子は、タオそのものを直接説明しようとする。 『ここに一つのものがあり、それは形態的にはっきりと認識できぬようになっているものであるが、しかもそれは天地よりも先からあるものである。...

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覚醒して世界が変わる−19

◎老子−3 ○老子第7章 天地長久 老子においても、生きる世界が変われば行動が変わる。行動の変わり具合は、やはり悪を行わず、善を行うのである。 『◎老子第7章 天地長久 『天地は長久である。何故に天地がこのように長久であり得るかというと、それは天地がその存在にあたって、自分の為に生きようとしないからである。だからよく永遠に生きていることができるのである。...

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覚醒して世界が変わる−20

◎老子−4 ○老子第10章 載営魄 古代中国で、悟っているかどうかが問題となるのは、君主と貴族だけである。よって老子は為政者向け啓蒙のスタイルをとる。この一節は、あきらかにタオ(ニルヴァーナ)を一瞥したか、道(タオ)人合一した人間を前提にした書きぶりであるから、覚者のこの世での適応、生きざまの問題を説いているように読める。 『○老子第10章 載営魄...

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覚醒して世界が変わる−21

◎キュブラーロスの切り口 万人にとって世界が変わる瞬間と言えば、死である。誰にもやってくるとはいえ、否応なく世界が変わってしまうことに、直面することには、恐怖を伴うものである。...

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覚醒して世界が変わる−22

◎この世的なものへの絶望から現実感の変容 死に直面するとは、この世的なものすべてに絶望することである。その絶望に的確な解決策はない。解決策があれば、絶望などしない。絶望で悩み苦しむ。 絶望を手頃な気晴らしやスポーツやミュージックや仕事や勉学や異性とのラブ・アフェアなどで紛らせながら生きるならば、その先のステップはない。...

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古代ギリシアとクンダリーニ・ヨーガ

◎上昇と翼 ギリシア神話にイカロスが太陽に近づき過ぎて翼が取れて地上に墜落した話とパエトーンと天の車の話は、クンダリーニ・ヨーガの秘儀である中心太陽接近・突入の危険性を警告する訓話であると言われている。...

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覚醒して世界が変わる−23

◎荘周胡蝶の夢 世界が変わると言う点からは、荘周胡蝶の夢をはずすわけにはいかない。現代人は自分の自意識が揺るぎないものであると信じ込んでいるが、実はそのしっかりした自意識すらも自分には信じられない時節があるというのが、この逸話のポイントの一つである。 あなたが蝶になったのか。蝶があなたになったのか。 荘子斉物論篇 荘周胡蝶の夢 【訓読】 昔者、荘周夢に胡蝶と為る。 栩栩然として胡蝶なり。...

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パエトンへの太陽神への忠告

◎中道を行くべし ギリシャ神話のパエトンと天の車で、太陽神がパエトンに与えた天の車を運転するにあたっての忠告。クンダリーニ・ヨーギは、中心太陽突入前の段階でのクンダリーニ・コントロールのこつを暗喩したものだと心得て読むだろう。...

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マルチン・ルターの結婚

◎司祭こぞって結婚 カトリックの神父は結婚しないが、プロテスタントの牧師は結婚する。マルチン・ルターの結婚は牧師の結婚の走りである。 親鸞の結婚は観音様の化身を娶ったという象徴性を帯びていたり、理論的裏付けを必要としていたりしたのと比べれば、マルチン・ルターの結婚は、よほど周辺の集団的な結婚への流れがあった。...

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黄金の時代

◎サトゥルヌス(土星)の時代 ギリシア神話の最初のほうに、人の世は黄金の時代、銀の時代、銅の時代、鉄の時代を太古に経たことが載っている。このおかげで、この4区分は有名になった。小学生の頃、人と人が相争う鉄の時代は、太古のことだと信じていたが、今の時代こそ鉄の時代だった。...

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