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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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比叡山延暦寺の侍真

◎12年籠山行なるトランス 最澄の御廟である比叡山延暦寺の浄土院。浄土院を守る役目が侍真。 侍真制度は江戸時代中期に成立。侍真には、希望してなれるものではなく、12年籠山行をして仏を見ないと満行とならない。これを仏の好相をみる行、すなわち好相行とし、浄土院の仄暗い一角で五体投地により、一日に三千仏、つまり三千回の礼拝を繰り返す。...

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物理的エネルギー、金、食料、寿命、そして心的エネルギー

◎余剰心的エネルギーの調整へ 物理的エネルギーとは、石油、石炭、そして原子力が主たるものだが、先進国は後進国や、150年前の先進国の1千倍を消費するとする。先進国においては、その物理的エネルギーは、生存のために使われるのはごく一部であり、大半は、ぜいたくな生活のために消費される。先進国では当たり前とされる、冷暖房、洗濯機、テレビ、電子レンジ、マイカー・・・・。...

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釈迦の見る他人とのかかわり

◎真の聖者 釈迦の説く他人とのかかわり方は、以下のようなスッタニパータにみられるが、その姿は孤高であり。絶対的な孤独の影が差している。 勤勉であり、慎重であり、道心堅固なのだが、その姿は、戦後の新興?宗教の教祖に見られた、金満で、人格者で、周囲の取り巻きにより近寄りがたく、政治好きで、ファッショナブルで贅沢な私生活で、艶福家という姿ではない。...

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こころを至上我へ合一させる

◎グルへの帰依 ヨーガ経典の一つゲーランダー・サンヒターの最後の方に、 『こころを肉体から分離して、それを至上我へ合一させる。これがサマーディなりと知るべし。これはダシャー等からの解脱と名づけられている』 (続ヨーガ根本経典/佐保田鶴治/平川出版社p131から引用)とある。...

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ダライラマ来日

◎慈しみと悲しみ ダライラマが、来日していた。コンビニで紅茶を買ったニュースも流れていたが、オバマ大統領はダライラマと何度も会っているのに、日本の首相は会おうとしないのはなぜだろう。...

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古事記言霊解通読-1

◎伊弉冊神(いざなみのかみ)火の神を生んで亡くなる 古事記言霊解(霊界物語第八巻)は、何度も読んだつもりだったが、読み始めると個々の字義や言霊の説明に気をとられ、全体の流れをなかなか汲み取ることができなかった。...

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古事記言霊解通読-2

◎世の上流から下流まで濁りきる 古事記では、腐敗した伊弉冊命(いざなみ)の死体に巣くう神々の名を挙げるが、これらはいずれもこの火力文明の暴虐のシンボリックな説明になっている。...

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古事記言霊解通読-3

◎正しい教え、誠の信仰 さて伊弉諾命は、黒御鬘(くろみかづら)を投げ捨て給うたところ、誠の教えの信仰の若い信者が出てきた。ところが追ってきた黄泉醜女はこれを拾って取って食らうという挙に出る。...

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インナーラビリンス/ナルタン/めるくまーる

◎バグワンの高弟たち バグワンものの訳者として知られるナルタンさんの冥想修行記。 大手出版社からは、神秘体験のところを問題にされてお蔵入りだったのが、めるくまーる社から出ることになった由。一読したが、問題になるような神秘体験の記述はなかったように思う。...

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古事記言霊解通読-4

◎黄泉比良坂の坂本は世界の根源 伊弉冊命は、黄泉醜女に加え、八種の雷神と千五百の黄泉軍も加勢して跡を追わせた。伊弉諾命は、十拳剣を抜いて、後手に振りながら逃げ、なるべく戦わない姿勢を見せつつ退却を続けた。 黄泉比良坂の坂本は世界の根源。ここで伊弉諾命は、三個の桃の実を取って投げたところ、黄泉軍は初めて壊走したのだった。...

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古事記言霊解通読-5

◎神と出会った人だけが黄泉比良坂攻防戦へ 古事記言霊解の骨子を挙げると次のようなところか。 1.火力文明により、近代西欧文明はほとんど滅びる。 2.マスコミの大量情報による洗脳の中で、人類には、暖かみがなく、冷酷さが蔓延し、しかも道義心、公徳心が失われた。 3.ここで大神は世界戦争を以て時代の弊風を除くことを決断する。...

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役行者と空海

◎知られざるご神業 修験の山大峰では、役行者信仰一辺倒だそうだ。その大峰でも修行した近藤得海氏。今も存命なら90代だろう。 『神奈川県大和市の近藤得海師(75歳)。一本歯のゲタで、のし歩く。 「まあ、役行者さんのあとのくくりをしているのが、お大師さんだな。イロハはお大師さんがつくったろ。 じゃ、アイウエオはだれがつくったんだ。役行者さんよ。そういう関係だよ。」 当方絶句するほかなかった。』...

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中島修一氏の体外離脱

◎頭頂から出て天網へ 『密教の可能性/正木晃/大法輪閣』は、副題が「チベット・オウム・神秘体験」であり、オウム真理教事件以後の宗教者、宗教学者たちの反省あるいは真の宗教の姿を世に問いたいとの意図から出版された書籍群のひとつ。正木晃氏にはこの他にポア行法を紹介した本もあったかと思う。 この本では密教を中心とした神秘体験が複数紹介されたいるのだが、その中に画家中島修一氏の体外離脱も入っている。...

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現代のタブーを破り人間進化へ

◎悪弊を超えてフロンティアへ 現代社会あるいは現代宗教には以下のようなタブーあるいは迷信があり、これらを打破することが人間の進化につながるのではないかと考えるに至った。 それは、次のようなものである。 1.神秘体験 2.霊 3.カルマ 4.孤独 1.神秘体験...

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現代のタブーを破り人間進化へ-2

◎情報の信憑性 最近キューレーションサイトの情報の信憑性が問題になっている。特に薬事法、医師法にからむ部分は安直な情報は出せない。...

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はじめなく をはりもなきに 我が心

◎生まれ死するも 空のそらなり 一休は自分の肖像に賛をするには、 生也死也(せいやしなり) 死也生也(しやせいなり) 柳は緑 花は紅 喝 柳は緑ならず 花は紅ならず 御用心ご用心 一休筆題 科学性ということでは、生は死ではなく、死は生ではない。かつまた柳は緑...

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朦々淡々六十年

◎覚者の日常感覚 大応国師は、京田辺町に禅道場を建立したが、南北朝の兵火にあって消失。土地の人はこのあたりに化け物が出るなどと噂していた。 一休は63歳の折、この廃墟の縁の下から金瓶3個を発見し、これを元手に開山堂を建て大応王国師の木像を安置した。隣に庵室を建てこれを酬恩庵と称し、 ここが一休入寂の地となった。 一休の自画像の賛 朦々として三十年 淡々として三十年 朦々淡々六十年...

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くそと黄金

◎くそへ ここたくの罪を天津罪とのりわけて 世の中には、巨富を持っている人がいる。マイクロソフトの創業者のデビッド・ゲイツとか、投資家であるウォーレン・バフェットとか、ジョージ・ソロスとか英国女王ファミリーとか、日本にもそういう人もいる。...

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エスタニスラウ・マリア・ヨパルト神父

◎祈りでがんを消す 物理学者の佐川邦夫さんの著書「魂のかけら/春風社」に広島県三原の山の中に住んでいた隠遁者エスタニスラウ・マリア・ヨパルト神父のことが書いてあった。 この本のメインは、彼の病気治しの奇跡譚。彼はもともとスペインのモンセラートの修道士(1915-2003)。...

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I AM NOT POET

◎果てしなく続く欲念のリィンカネーション ダンテス・ダイジの未公刊の詩集老子狂言から。 『I AM NOT POET 私は、詩人でもないのに詩人にされ 私は、著述家でもないのに著述家にされた すべては詩でもあるかもしれない ウグイスの鳴き声も、 海ヘビの泳ぎも、詩そのものかもしれない “すべては”という一つのパラノイア 存在・神・全知全能への欲望 果てしなく続く欲念のリィンカネーション そして...

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